ウイルス予言の小説?!

NY在住の田中先生からの話題です。

NYでも日に日に新型肺炎コロナウィルスのニュースが更新されていく。
今日は「カリフォルニア、オレゴン、そしてノースカロライナ州で
感染源がはっきりとしない新型肺炎コロナウィルスの患者が出た」と
報告された。

やばい。ノースカロライナは南部の州だが東海岸にあり、
ニューヨークの隣の隣の隣位の感覚なので
いつニューヨークにも感染者が出るかはわからない。
時間の問題であることは間違いない。
そうなると我々のタンゴイベントも中止に追い込まれてしまうか
と思うと今から恐怖感が募ってくる。

今日は地元紙ニューヨークポスト(電子版)を見てびっくりしたのだが
日本でのニュースがトップで掲載されていた。
コロナウィルスに感染した女性が回復した後に
また再びウィルスに陽性反応を示したというニュースだった。
これほど不気味なものはないという感じで報道されており
アメリカの読者の恐怖感をさらに高めたに違いない。

実は非常に面白いことに今こんな話題がアメリカ中を席巻している。
1981年に出版されたアメリカの小説家Dean Koontzの
”The Eyes of Darkness” の中で、
今回の新型肺炎コロナウィルスのことが予言されていると言うのだ。

謎の死を遂げた息子の死因を追求していた母が実はWuhan-400(武漢-400)というウイルスが原因であることを突き止める。
そうこれはまさしく新型コロナウィルスの発生地と一致しているのだ。

実はこの小説の中では、中国の科学者がアメリカに亡命してきた時に、
ここ10年間で最も重要で最も危険な新型細菌兵器のデータを
ディスクに入れて持ってきた、ということになっているのだ。

事実は小説よりも奇なりと言うが、
今回の新型肺炎コロナウィルスの場合も
複数のアメリカのウイルス研究者などから
人工的に作られたウィルスの可能性も否定できない
という見方が上がっている。

一体今後どうなっていくのだろうか?
全く見えないということで憶測が憶測を呼び、
不気味さだけが、ただただ濃厚に立ち込めているのを
ぼう然と見つめるしかできないのであった。

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